VPNをオンにしたら、急に自宅のNASやプリンタにつながらなくなったという経験はありませんか?これはVPNの仕組み上よくあること。原因を知れば、ちゃんと両立させる方法が見えてきますよ。

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初心者さん
VPNをつけたら、家のプリンタで印刷できなくなっちゃいました……。
👨‍💻
編集部
よくある現象です。通信の“通り道”がVPN側に切り替わるのが理由。設定で解決できますよ。

なぜVPN中はLAN機器につながりにくいの?

VPNをオンにすると、あなたの通信はすべて暗号化されてVPNサーバー経由で流れます。すると端末は「外のインターネットへ行く道」ばかりを見るようになり、同じ家の中にあるNASやプリンタ(LAN内機器)への道を見失いやすくなるのです。

NASやプリンタはプライベートIPアドレスという“家庭内専用の住所”を持っています。VPNがすべての通信を外へ送ろうとすると、この家庭内の住所へたどり着けなくなる、というわけです。

ポイント: 機器が壊れたわけではありません。「通信の行き先」がVPN側に寄ってしまっただけなので、設定で道を戻してあげればOKです。

解決策1:ローカルネットワーク許可をオンにする

多くのVPNアプリには「ローカルネットワークへのアクセスを許可」という設定があります。これをオンにすると、VPN接続中でも同じLAN内の機器へアクセスできるようになります。

設定の探し方の例
  • VPNアプリの「設定」や「詳細設定」を開く
  • 「ローカルネットワーク」「LANを許可」といった項目を探す
  • スイッチをオンに切り替える
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初心者さん
その項目をオンにするだけで、プリンタも使えるようになるんですね。
👨‍💻
編集部
多くの場合それで解決します。まずはここを確認してみましょう。

解決策2:分割トンネルを使う

もうひとつの方法がスプリットトンネリング(分割トンネル)。特定のアプリや通信だけVPNを通し、それ以外は通常のネットワークを使う機能です。NAS管理アプリなどをVPNの対象外にすれば、スムーズにアクセスできます。

仕組みをもっと知りたい方はスプリットトンネリングとはでくわしく解説しています。うまく使い分けると、セキュリティと利便性を両立できます。

外出先から自宅の機器へつなぎたいとき

「自宅の外から、家のNASやPCへアクセスしたい」という場合は、少し話が変わります。この用途では、自宅のルーター側でVPNを構築する方法や、メッシュ機能を使う方法が向いています。

やりたいこと向いている方法
家の中でNAS/プリンタを使うローカルネットワーク許可・分割トンネル
外出先から自宅機器へルーターVPN・メッシュ機能

外からのアクセスはVPNルーターの設定メッシュネット機能が参考になります。用途に合わせて選んでください。

注意: 外部から自宅機器へアクセスできるようにする場合は、パスワードを強固にし、不要な公開設定を避けましょう。便利さと引き換えにリスクも生まれます。

よくある質問

Q. ローカル許可をオンにすると危険ですか?

A. 自宅の信頼できるネットワークなら、基本的に問題ありません。ただしフリーWi-Fiなど不特定多数がいる環境では、オフにしておくほうが無難です。

Q. 設定しても使えないときは?

A. 一度VPNを切って通常どおり使えるか確認しましょう。使えるならVPN設定側、使えないなら機器やWi-Fi側の問題です。切り分けて原因を探ると解決が早まります。

まとめ:道を戻せば、両立できる

VPN中にLAN機器へつながらないのは、通信の行き先が変わっただけ。ローカルネットワーク許可や分割トンネルを使えば、安全性を保ったまま自宅の機器も快適に使えます。用途に合わせて設定を選んでいきましょう。

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